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メールマガジン

5月 NO.52 ゼロエネルギー住宅の普及展開

ゼロエネルギー住宅の普及展開に向けて各行政も予算を組み、展開しています。 (ZEH(経済産業省)ゼロエネルギー住宅(国土交通省)と同じ内容を指しているようで、実は省庁によって定義が違います。)
そして、現在では長期優良住宅化リフォーム推進事業が住宅産業界では注目されています。ZEH標準化へ向かう為の、前段階として長期優良住宅リフォームの普及推進です。

新築住宅は2020年過半数がZEH標準、2030年には新築住宅概ねZEHという行政目標が立てられ大手ハウスメーカーは2017年~2018年時点でZEH標準化という展開、リフォームはエネルギーリフォームやZEHリフォームが今後の展開、補助金も予想されています。

性能は今後もZEHを中心に標準化へ向かいます。

2030年時点で2013年比26%の温暖化ガス削減目標 2050年時点で80%削減目標
この基本的な温暖化ガス削減目標に向かって展開

これからの住宅の売り方は行政主導の性能ではなく、住宅の中の暮らしの話となりそうですね。

【ちなみに2015年の新築住宅着工数は・・・?】

  • 平成27年の新設住宅着工戸数は 909,299戸
  • ○前年比では1.9%増となり、昨年の減少から再びの増加
  • ○新設住宅着工床面積は 75,059千㎡,前年比0.8%減,2年連続の減少

持ち家は減少したが、分譲住宅・賃貸が増加した為、前年に比べて全体的に増加

長期優良住宅リフォーム推進事業について

各補助金・助成金の解説、主に長期優良住宅化リフォーム推進事業について様々な団体から解説の要望が来ている状況です。
長期優良セミナー開催に補助金が平成28年度も出てきました。

支援制度の内容では

…1回30万円を上限とした補助
…1団体あたり原則10回まで
…10人以上の来場が見込まれ、営利目的の会ではない事

等が要件です。4月28日より開始。※ちなみに講師への謝金は含まれません

これから徐々に各地域の行政の補助金情報も出てきます。
全体が揃い、リフォーム推進協議会のwebサイトから検索できるのは8月~9月頃
行政情報もしっかりとチェックしておき自社地域の税制の話も出来るようにしておくと良さそうです。

今回の制度のポイントは3つ
特に注目されているのは三世代同居についての改修工事です

  1. 1. 昨年度まで評価基準型(A基準・S基準)以外にも長期優良住宅(増改築)基準に適合し、認定を受けたものも補助対象になりました。
  2. 2. 子育てしやすい環境整備を図ることを目的として三世代同居改修工事 (調理室、浴室、便所、玄関の増設工事費)が補助対象
  3. 3. リフォーム工事の発注者が決定している場合通年申請タイプにおいて発注者により随時交付申請することが可能となりました。

詳細については、建築研究所のホームページよりご確認ください。