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ホーム > 組合員専用ページ > メールマガジン2016年 > 2月 NO.49

メールマガジン

2月 NO.49 住生活基本計画から見える中古住宅市場

消費者が中古住宅を購入する理由としてまず挙げられるのが「手が届きやすい価格」です。 消費者が思い描いている中古住宅のイメージです。

また、「住宅を確認してから購入できるから」…新築至上主義に多少変化が見られてきました。この価値観は実は欧米や欧州等の中古住宅市場が活性化している国に多い理由です。 「新築住宅と比べても、住宅の品質に遜色がないから」それならば好きにリノベーションして自分のスタイルに合った住宅にしたい、と考える消費者が増えていることが見受けられます。市場の整備や情報開示に向かって、今後、消費者の価値観もまた更に変化していくかもしれません。

住宅,立地・周辺環境で最も重視することについては、どの年代においても
1位は「立地の利便性」2位は「広さ・間取り」3位は「立地の安全性」 そのあとに性能やリフォームのしやすさ・・と続いていきます
やはり性能は消費者にはどうゆうものか伝わりにくいものなのですかね?

消費者に向けた施策展開

主要施策

  • ◆不動産取引価格情報の提供 2億6800万円
    不動産取引業者へのアンケート調査による実際の取引価格の情報をホームページ上に公開
    <提供件数、約260万件><WEBアクセス数、約8500万件>

建設市場の環境整備

  • ◆建設技能労働者の経験が蓄積されるシステムの構築の推進 3000万円
    技能保有者が保有している資格や現場の経験等のデータを含め、就労履歴を一元管理
  • ◆「もっと女性が活躍できる建設業」推進パッケージ 5500万円
  • ◆建設分野における外国人在活用の適正化事業 7600万円
  • ◆元請・下請取引の適正化・重層下請構造の改善のための調査 2400万円

不動産市場の環境整備

  • ◆不動産総合データベースの構築に向けた調査・検討 8500万円
    円滑な不動産取引に必要となる、物件情報・周辺地域情報 データベース化
  • ◆中古住宅取引に係る消費者の安心確保のための取引ルールの検討 2100万円
    1)標準的な中古住宅取引ルール等の検討
    2)新たな取引ルールの定着

ポイント

不動産市場整備・中古住宅市場活性化に向けた動きが本格化
消費者向けにどのように展開していくかの具体的な検討に入っている点がポイント
売り主と買い主等 消費者の安心確保のための取引ルールのイメージ
中古住宅市場の活性化に向けて取組み方が重要ですね