4月 NO.37 リフォーム市場動向
リフォーム・リノベーション事業に対しての動向が活発化に向かっています。
現在リフォームショップからリノベーションショップへの要望が非常に多くなってきている状態です。今回はリフォーム推進協議会からはリフォームについてインターネット調査集計結果が出てきましたのでこのご案内をさせていただきます。
今後のポイントは家のリフォーム・リノベーションの提案+ライフスタイル提案+家具・家電・インテリアのセットアップが重要な時代に入ってきました。
ただリフォームすれば良い・リノベーションすればよいという時代からワンストップの時代に入りました。
・・新しい時代が動き出したリフォーム・リノベーション産業界です。
◆決定的な動機別
- 『ライフステージによる動機』 ・・・・・・ 「バリアフリー」
- 『ライフスタイルによる動機』 ・・・・・・ 「リビング・居間」
- 『老朽化・性能による動機』 ・・・・・・ 「屋根・外壁」
※動機別において上記の形で消費者からの要望が多い
消費者が検討中のリフォーム工事の種類
- ●工事の種類は・・・・・・戸建では修繕が39.9%、設備更新32.8%、マンションでは設備の更新69.4%
- ●戸建では若年代ほど間取り変更が多く、高年代ほど修繕が多い傾向
- ●マンション、70歳以上は性能の工事を検討する方が多い
リフォームの検討をしている場所 (順番は下記の通り)
- ●戸建・・・・・・屋根・外壁・洗面・トイレ、ダイニング・キッチン
- ●マンション・・・・・・水廻り・洗面・トイレ・風呂・キッチンリビング・居間・収納
リフォームの動機
- ●戸建・マンション共通・・・・・・「設備の劣化・グレードアップ」要望多
- ●戸建・・・・・・要望は「今の家に長く住み続けたい」という動機が多い
- ●マンション・・・・・・「間取りや水廻り改善」「好みの間取りやインテリア」「ライフスタイル」
リフォーム・リノベーション会社に求められる最重要要件はライフスタイル提案が重要視されている
リフォーム推進協議会の資料より
リフォーム予算について
『リフォーム築年数と予算』
- ●築年数が古いほど予算規模が大きい
- ●築10年未満・・・・・・「300万円未満」
- ●築20~29年未満・・・・・・「500万円~1000万円未満」
- ●築30年以上・・・・・・「1000万円以上」
リフォームローンについて
住宅購入時にローンを利用した消費者に比べて、使用したことがない消費者からはネガティブな意見が多い
リバースモーゲージローン
リバースモーゲージの情報が少なく消費者に提案されていない状況
リフォーム推進協議会の資料より
リフォーム 消費者 情報収集について
- ●戸建検討段階ではインターネットによる情報収集が最も多い
- ●ライフスタイル・イメージ情報収集については広告雑誌・カタログ、設計士・インテリアコーディネーターが多い
※マンションに関してイメージ情報収集において企業のショールームを見に行くという意見もあり
- ●営繕修繕に関してはチラシを情報収集源としている場合が多い
- ●いつも工事依頼をしている業者・・・20% (地方多数)